結論:NURO光は2026年9月利用分から値上げされます。戸建ては2ギガ5,500円→5,720円(+220円)・10ギガ6,050円→6,600円(+550円)。2年割の割引額は据え置きなので、割引を受けている人の支払額も同じ幅で上がり、戸建ては2ギガ3,760円→3,980円・10ギガ3,430円→3,980円になります。解約金免除の「移行期間」は申請受付が2026年9月30日で終了しました(申請済みの人は10月31日までに解約完了すれば免除)。さらに2026年9月1日からは新プラン「NURO 光(H)/(M)」に切り替わり、旧プランは8月31日で新規受付を終了しました。これから申し込む人は月額基本料金とは別にホームゲートウェイ550円/月が必要で、2年割適用後の実負担は戸建て4,530円・マンション3,530円(40戸以上の集合住宅。39戸以下は戸建てと同額)になります。
2026年6月15日、ソニーネットワークコミュニケーションズが2026年9月からのNURO光 月額基本料金の改定(値上げ)を正式に発表しました。それと同時に「移行期間」という解約金免除のしくみも用意されました(解約申請の受付は2026年9月30日で終了)。この記事では、実際に大阪でNURO光10ギガを使っている筆者が、「いくら上がるのか」「移行期間で何が免除されるのか」「関西のNUROでんわはどうなるのか」を、累積費用の試算つきで整理していきます。
2026年9月1日から新プランに移行|旧プランは8月31日で新規受付終了
A. 2026年9月1日から「NURO 光(H)/(M)」という新プランに切り替わりました。旧プラン(NURO 光 One 2ギガ/10ギガ・マンションタイプS/L)は2026年8月31日23:59で新規受付を終了しています。
値上げと同じタイミングで、NURO光はプラン体系そのものを変えています。これから申し込む人が選べるのは新プランだけで、すでに契約している人はいまの契約がそのまま続きます。新プランでいちばん大きい変更は、月額基本料金とは別にホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)550円/月が必須になったことです。
| 項目 | 旧プラン(〜2026年8月31日) | 新プラン(2026年9月1日〜) |
|---|---|---|
| プラン名 | NURO 光 One 2ギガ/10ギガ | NURO 光(H)/10ギガ(H)/(M)/10ギガ(M) |
| 下り最大速度 | 2Gbps | 2.5Gbps(10ギガは10Gbps) |
| 月額基本料金(戸建て) | 5,720円/6,600円 | 5,170円/6,050円+ホームゲートウェイ550円 |
| 2年割適用後の支払額 | 戸建て3,980円/マンション2,980円 | 戸建て4,530円/マンション3,530円(HGW550円込み。マンション料金は40戸以上の集合住宅の場合) |
| 契約事務手数料 | 3,300円 | 6,050円 |
| 基本工事費 | 戸建て49,500円/マンション44,000円(24回分割) | 55,000円(36回払い・戸建てマンション共通) |
| 契約期間 | 契約期間なしのプランあり | 36か月契約・3年ごとに自動更新 |
| 契約解除料 | プランにより0円 | (H)3,643円/10ギガ(H)4,523円/(M)2,653円/10ギガ(M)4,193円 |
つまり、公式サイトに大きく出ている「3,980円/月〜」という数字はホームゲートウェイ代を含まない表示額で、実際に毎月払うのは4,530円です。公式も「開通月から24か月間の月額負担料金は4,530円」と明記しています。当サイトの累積費用の試算も、すべてこの4,530円を使って計算し直しています。
もうひとつ見落としやすいのが契約期間です。旧プランには契約期間なしの選択肢がありましたが、新プランは36か月契約で3年ごとに自動更新されます。29歳以下なら割引期間が1年長い「U29応援割」も選べ、こちらは利用開始月を含む35か月目までの解約なら契約解除料が無償化されます。
NURO光 2026年9月の料金改定まとめ
A. 値上げ幅は戸建て2ギガ+220円・10ギガ+550円、マンション2ギガ+385円・10ギガ+440円です。2年割の割引額(戸建て2ギガ1,740円・10ギガ2,620円)は変わらないため、割引を受けている人の支払額も同じ幅で上がり、改定後は戸建て2ギガ・10ギガとも月3,980円になります。
| プラン(税込) | 改定前(〜2026年8月利用分) | 改定後(2026年9月利用分〜) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 戸建て 2ギガ | 5,500円 | 5,720円 | +220円 |
| 戸建て 10ギガ | 6,050円 | 6,600円 | +550円 |
| マンション 2ギガ | 3,850円 | 4,235円 | +385円 |
| マンション 10ギガ | 4,400円 | 4,840円 | +440円 |
ここで誤解しやすいのが2年割(24か月間の割引)の扱いです。公式のプレスリリースには「割引適用中の割引額に変更はありません」と書かれています。割引額が据え置きということは、基本料金が上がった分だけ支払額も上がるということです。「2年割を使っているから影響なし」ではないので、下の表で自分の支払額を確認してください。
| 2年割の適用中(戸建て・税込) | 改定前(〜2026年8月利用分) | 改定後(2026年9月利用分〜) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2ギガ(割引額1,740円) | 3,760円 | 3,980円 | +220円 |
| 10ギガ(割引額2,620円) | 3,430円 | 3,980円 | +550円 |
改定後に2ギガと10ギガがどちらも月3,980円で並ぶのは、値上げ幅の違いで金額がそろった結果です。「もともと3,980円だった」わけではありません。マンションも同じ考え方で、割引を受けている場合は基本料金と同じ幅(2ギガ+385円・10ギガ+440円)で支払額が上がります。なお戸建て工事費55,000円の実質無料は、改定後もそのまま継続します。
「移行期間」とは?申請受付は9月30日で終了・申請済みなら10月31日までに解約完了
A. 解約申請の受付は2026年9月30日で終了しました(申請期間は2026年7月1日〜9月30日)。期間内に申請済みの人は、2026年10月31日までに解約手続きが完了すれば契約解除料(解約金)が免除されます。免除されるのは解約金だけで、月額料金・工事費の残債・機器損害金は対象外です。10月1日以降に解約する既存ユーザーは、通常どおり契約解除料がかかります(契約期間満了月を含む更新期間の解約なら0円)。
今回の目玉だったのが、この「移行期間」です。値上げに納得できない既存ユーザーが、契約解除料を払わずに他社へ移れるように用意された救済措置でした。申請の受付はすでに終わっていますが、申請済みの人には解約完了の期限がまだ残っているので、条件を正確に押さえておきましょう。
前提として、NURO光は申し込むプランによって契約期間の扱いが分かれます。「2年契約」「3年契約」といった契約期間のあるプランには契約解除料(解約金)が設定されており、更新月以外に解約すると請求されます(戸建て2ギガでおよそ3,740〜3,850円、10ギガの3年契約で4,400円)。逆に「契約期間なし」のプランには解約金がかかりません。今回の移行期間は、この契約期間ありプランの解約金が、対象期間中に申請した解約ならゼロ(免除)になるという措置でした。10月1日以降の解約は通常の扱いに戻るので、自分の契約が縛りありか縛りなしか、更新月はいつかをマイページで確認しておきましょう。
- 申請期間は2026年7月1日〜9月30日(受付終了):この期間内にNUROのマイページなどから解約を申請した人が対象です。2026年10月1日以降の申請は免除の対象になりません。
- 免除されるのは「契約解除料」のみ:月額基本料金・工事費の分割残債・機器損害金(ONU等の未返却時にかかる費用)は免除の対象外です。乗り換え前に、マイページで自分の残債を必ず確認しておきましょう。
- 解約完了の期限は2026年10月31日:9月30日までに解約を「申請」した人は、実際の「解約完了」が2026年10月31日まで猶予されます。解約完了日は自分で指定できますが、10月31日までに解約が完了していない場合は契約解除料は免除されません。
注意:申請済みの人は「解約完了=10月31日まで」を必ず守ってください。申請の受付(9月30日まで)は終了していますが、免除を受けるには実際の解約完了を10月31日までに終える必要があります。乗り換え先の工事日や電話番号の転出手続きで時間がかかると、完了が10月31日を過ぎて免除が受けられなくなるおそれがあります。解約完了日をまだ決めていないなら、早めに確認するのが安全です。
なお、この移行期間の解約金免除は、契約直後に使える「初期契約解除」(書面申請・通知書受領後8日以内)とは別の制度です。申請方法も免除される範囲も違うので、混同しないようにしてください。下の表で違いを整理しておきます。
| 項目 | 移行期間(今回の措置) | 初期契約解除 |
|---|---|---|
| 対象 | 値上げを機に解約したい既存ユーザー | 契約直後に取りやめたい人 |
| 申請期間 | 2026年7月1日〜9月30日(受付終了) | 契約書面の受領後8日以内 |
| 申請方法 | マイページ等から解約申請 | 書面での申請 |
| 免除される範囲 | 契約解除料のみ | 制度が異なる(別途確認) |
ひとつ大事な整理として、この移行期間は「値上げ前に急いで新規契約する」話ではなく、NURO光を契約している人が、解約金なしで離脱できるという制度でした(申請受付は2026年9月30日で終了)。10月1日以降に解約する既存ユーザーは通常どおり契約解除料がかかるので、関西全域をカバーするeo光などへ乗り換えるなら、更新月に合わせて動くのが損をしない方法です。
関西エリアは要注意|NUROでんわが330円→550円に値上げ
A. 東海・関西・中国・九州エリアの「NURO 光 でんわ」の月額基本料金が、2026年9月1日から330円→550円(+220円)に値上げされます。東日本(北海道・東北・関東)は据え置きなので、関西ユーザーは影響を受ける側です。
今回の改定で関西読者に直接効いてくるのが、このNUROでんわ(ひかり電話)の値上げです。オプション料金なので見落としがちですが、対象エリアがはっきり分かれているので確認しておきましょう。
- 値上げされる(西日本):東海・関西・中国・九州エリア 月額330円 → 550円(+220円、2026年9月1日〜)
- 据え置き(東日本):北海道・東北・関東エリアは変更なし
大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山はいずれも関西エリアなので、NUROでんわを付けている世帯は9月から月220円アップになります。固定電話をほとんど使っていないなら、このタイミングでオプションの見直しや解約を検討する価値がありますよ。
なお、電話番号をそのまま残して他社へ乗り換えたい場合(番号ポータビリティ)は、転出手続きの完了が解約完了の条件になることがあります。オプションによって条件が変わるので、番号を引き継ぎたい人は事前にNUROと乗り換え先の両方に確認しておくと安心です。
値上げで累積費用はいくら変わる?【試算】
A. これから申し込む新プランで見ると、10年間の総額は改定前と比べて戸建て2.5ギガで+42,350円、10ギガで+81,950円の負担増になります(ホームゲートウェイ550円/月と事務手数料6,050円を含む)。
| 累積費用(戸建て・税込) | 2年 | 5年 | 10年 |
|---|---|---|---|
| 2ギガ・改定前(旧プラン) | 93,540円 | 291,540円 | 621,540円 |
| 2.5ギガ・新プラン(HGW込み) | 114,770円 | 320,690円 | 663,890円(+42,350円) |
| 10ギガ・改定前(旧プラン) | 85,620円 | 303,420円 | 666,420円 |
| 10ギガ・新プラン(HGW込み) | 114,770円 | 352,370円 | 748,370円(+81,950円) |
※ 改定前(旧プラン)は事務手数料3,300円込み・2年割後2ギガ3,760円/10ギガ3,430円で計算。新プランは事務手数料6,050円込み・2年割後の実負担4,530円(表示3,980円+ホームゲートウェイ550円)・25か月目以降は2.5ギガ5,720円/10ギガ6,600円(いずれもHGW込み)で計算。工事費実質無料キャンペーン適用・期間中の料金変更なしを前提とした概算値。継続利用を前提とした試算のため、解約金は含めていません。
新プランへの移行で、関西の戸建て10ギガの10年総額は、電話・テレビ・セット割まで使える通常プラン同士ではeo光(長割なし・eoの10ギガつづく割)710,400円が最安となり、NURO光748,370円・ドコモ光770,550円が続きます。ホームゲートウェイ550円/月と事務手数料の引き上げで、NURO光とeo光の順位が入れ替わりました。eo光には25か月目以降の月額が下がる「長割」もありますが、自動適用ではなく別途申し込みが必要なため、比較は長割なしを基準にしています。長期利用前提の方は、関西の光回線 累積費用シミュレーションで最新の比較を確認してください。
この機会に関西全域をカバーするeo光への乗り換えを考えるなら、まずは自宅がエリア内かどうかを公式サイトで確認しておきましょう。
旧プランはもう申し込めない|今から契約する人が見るべき点
旧プランの新規受付は2026年8月31日で終了したため、今から申し込む場合は新プラン一択です。「値上げ前に急ぐ」という選択肢はもうありません。そのうえで、今NURO光を選ぶかどうかを判断する材料は次の2点です。
- キャッシュバック:金額と期限は頻繁に変わるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。
- 工事期間:NURO光の開通工事は1〜3ヶ月かかることがあります。筆者も実際に2ヶ月待ちました(【体験談2】NURO光 工事が2ヶ月遅れた話)。秋の引っ越しシーズン前に使い始めたいなら、早めの申し込みが確実です。
ここで混同しないでほしいのが、前半で説明した「移行期間」は”契約中の人が解約するときに得する制度”(申請受付は9月30日で終了)で、こちらは”これから新プランで契約する人の話”やということ。立場が逆なので、自分がどちらなのかを先に整理してから読み進めてください。キャンペーンの金額・期限は週単位で変わるため、申し込み前に必ず最新の条件をご確認ください。
値上げ後もNURO光を選ぶ価値はある?それとも乗り換える?
A. 速度を重視する2〜3年スパンなら「選ぶ価値あり」です。2年割期間中は月4,530円(表示3,980円+ホームゲートウェイ550円)で10ギガが使えます。ただし10年単位の長期利用では、戸建て10ギガの総額はeo光710,400円(eoの10ギガつづく割)がNURO光748,370円を下回ります。
新プランでも、契約から24か月間は戸建て2.5ギガ・10ギガとも月4,530円(HGW込み)です。この期間の安さと下り最大10Gbpsの速度を考えれば、速度重視で2〜3年スパンなら今も有力な選択肢のひとつやと言えます。ただし新プランは36か月契約・3年ごとの自動更新に変わったので、「2年使ってから解約」だと契約解除料(10ギガ(H)なら4,523円)と工事費残債がかかります。無料で解約できるのは契約期間満了月を含む3か月間だけやという点は、旧プランとの大きな違いです。
逆に、10年単位の長期利用や、但馬・淡路などNURO光エリア外の地域では、関西全域をカバーするeo光が有力です。値上げをきっかけに乗り換えるなら、eo光は現実的な移り先になります。実際の使用感はeo光→NURO光10ギガ乗り換えの全記録もご覧ください。
なお、値上げはNURO光だけではありません。SoftBank光も2026年12月から月330円の値上げが発表されています。乗り換え先の候補にSoftBank光を考えている場合は、SoftBank光 2026年12月の値上げと回避方法もあわせて確認してください。
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料金・キャンペーンは変動します。契約前に必ず各社の公式サイト・案内ページで最新情報をご確認ください。お申し込みは各社バナーからどうぞ。
よくある質問
Q. NURO光の値上げはいつからですか?
A. 2026年9月1日利用分からです。2026年8月末までに利用開始した場合も、改定前料金が適用されるのは2026年8月利用分までで、9月からは全員が改定後料金になります。
Q. いくら値上げされますか?
A. 既存プランの基本料金は、戸建てが2ギガ+220円(5,720円)・10ギガ+550円(6,600円)、マンションが2ギガ+385円(4,235円)・10ギガ+440円(4,840円)です(すべて税込)。あわせて2026年9月1日からの新プランでは、月額基本料金とは別にホームゲートウェイ550円/月が必要になり、2年割適用後の実負担は戸建て4,530円・マンション3,530円(40戸以上の集合住宅。39戸以下は戸建てと同額)になります。
Q. 既に契約中でも値上げされますか?
A. されます。9月利用分から既存ユーザーにも改定後の基本料金が適用されます。ただし2年割などの割引適用中は、割引額自体は変わりません。
Q. 「移行期間」の解約金免除は今からでも申請できますか?
A. できません。解約申請の受付は2026年9月30日で終了しました。期間内に申請済みの人は、2026年10月31日までに解約が完了すれば契約解除料が免除されます。10月1日以降の解約は通常どおり契約解除料がかかります(更新期間なら0円)。
Q. 移行期間に申請済みなら違約金なしで乗り換えられますか?
A. 10月31日までに解約が完了すれば契約解除料は免除されますが、工事費の残債や未返却の機器損害金は別途請求されます。乗り換え前にマイページで残債を確認しておくのが安心です。
Q. 値上げを機に乗り換えるべきですか?
A. 長期利用なら乗り換えを検討する価値が出てきました。新プランでは10年総額がeo光710,400円(eoの10ギガつづく割) < NURO光748,370円と逆転し、ドコモ光770,550円がこれに続きます。一方、2年割期間中の月4,530円(HGW込み)は依然として安いため、速度重視で短期の見直しを前提にするならNURO光も選びやすい料金です。
この記事を書いた人
関西在住の光回線ユーザー。実際にeo光からNURO光10ギガへ乗り換え、工事・解約・Wi-Fi設定までを自分で体験。大阪・京都・兵庫を中心に、関西で本当に使える光回線を実体験ベースで比較・検証しています。サイトの運営方針・連絡先は運営者情報をご覧ください。
【免責事項】
- 本記事に掲載している料金・サービス内容は、2026年9月時点の各社公式サイトをもとに作成しています。見誤った数値を表記している場合があります。料金プランやキャンペーン内容は予告なく変更される場合があります。契約前に必ず各社公式サイトにてご確認ください。
- 本記事に含まれる費用の試算は、工事費無料キャンペーン適用・契約期間中の料金変更なし・各種割引フル適用等を前提とした概算値です。概算値の条件の漏れや数値に誤りがある場合もございます。お客さまの利用状況・居住地域・契約内容によっても実際の費用は異なります。
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